私が夫と結婚して、驚いたのが“生活力のなさ”でした。
夫は私よりもずっと年下なので、すでに男性でも家庭科を一緒に習う、という世代でして、私の時代よりはずっと“男女平等”意識をもった教育をされているはずです。
家庭のことって学校教育だけではなく、生まれ育った家の環境も大きく影響するでしょうから、なんとも言えないのですが、まぁとにかく“生活力がない”ということは、パートナーにとても負担になるということを実感する今日この頃なんです。
旦那の両親は共働きで、両親自体は甘やかした感じはないですが、お婆ちゃんが主に面倒を見ていたそうです。
また、しっかり者のお姉さんがいて、恐らく、食卓につけば黙っていても上げ膳据え膳で、自分が何もしなくても事が進んでいくような環境だったのではないでしょうか。
それは、お付き合いしていた頃からうすうす感じていたのです。「とても大事に育てられている感」が良くも悪くも感じられるタイプでした。
結婚してから、さらに実感したのですが、
- 家の電子レンジが使えない。
- 裁縫はもちろんできない。
- 洗濯機も触ったことがない。
- 落ちてるゴミを拾わない。
- ゴミ捨てはまとめられたゴミを移動するだけ。
- 今、自分が何ができるか、を考えない。
- すぐソファに寝っころがる。
- 食卓についたら動かない「お箸取って」とか平気でいう。
- お茶がなくなっても空をキッチンに置くだけ。新しいものを作ろうとしない。
- 自分の使う整髪料や制汗剤を「買ってきて」と生活費から出すように言う。
- 灯油缶の残量などを気にしない。
- 動いている人を労わない。
あぁ、もっといっぱいあるけれど、思い出せないほどあります^^;
要は自分のことしかしない、タイプ。
とにかく気が利かない。
子どもが出来ても、子供よりも自分を優先するから、本当に驚きです。
そもそも、私はどうしても「子供一番」ですが、夫はどう見ても「自分が一番」なのだから、スタートから違い分かり合えないような気がしてきました。
とにかく、この生活力のなさ、は、ストレートに私に直撃します。
正直、「どうしてそんなことができないの?今までどうしていたの?」ということが生活の中にたくさんあるんです。1人暮らし経験のない男性はこんなものなのでしょうか?
もっと、子供の頃から男性に「家事育児は親の義務だ」ということを教育する手立てってないんでしょうか?
道徳で少しくらいはするんでしょうか?
もう、二十歳になったら徴兵制くらいの勢いで、
みっちりと日本男性を教育していただきたいのですが!
1年くらい施設に入って、命の尊さ、母になる女性の負担、生活力の向上などをみっちりと教えていただきたいのです。
陣痛の痛みもそこで体験して欲しいくらい。
そうじゃないと、日本の男性は家事育児、しませんよ。
育児休暇取りませんよ。
習ってない、できない、で通しますよ。
本当、できないことが大きすぎますし、教育までも妻の仕事なんて頼りすぎです。
日本人男性よ!女に頼らないでくれ。「母は強し」にも限界がある。
息子は男の子ですから、「なんでもやってあげる」ことは未来のこの子のパートナーを悩ませることだと考えています。
未来のお父さんを「何もできないお父さん」にしないために、母として教育しなければ。
よって、夫を教育している時間がありません。
日本政府のみなさん、男性の家事育児教育、なんとかなりませんか?切実