39歳で妊娠。出生前診断はするべき?

コラム
By: Ashley Webb
スポンサーリンク

出産前診断とか出生前検査とかいろんな言い方があるようだけれど出生前診断、が一般的だそうです。私はずっと羊水検査と同じかと思っていたけれど、羊水検査とはまた意味合いが違うようです。

出生前診断は、胎児に先天性の病気、奇形、染色体異常がないかどうかを調べる検査の総称です。 一般的な妊婦健診でも超音波検査や心拍の確認、羊水量などがチェックされますが、なんらかの異常が疑われる場合や、両方の家系で遺伝的な病気がある場合などに、夫婦または本人の希望があった場合に出生前診断として詳しい検査が行われます。

出典:出生前診断とは?検査の費用や種類、時期は?問題点もある?

費用は大体20万円前後だそうです。

出生前診断を受けるかどうか、とても悩みました。
もし、ここで陽性だったらどうしよう、ここで陽性だったとしても生まれてきたら正常の子だっている、という話も聞くし。

旦那に相談したところ、「受ければ?」とのこと。
正直、この言葉にも多少ショックを受けました。夫は気を使って言ってくれたのかもしれませんが、「お前は高年齢出産だ」と印を押された気分・・。

まぁ、そうなんだけどさ(笑)

でもって、相当悩んだ挙句、婦人科検診で先生に「あの・・私、出生前診断を受けた方がいいでしょうか」と尋ねたところ

「えーっと、もう間に合いませんよ。」と一喝。

そう、出生前診断をするには受けられる時期があるのです。

超音波検査(妊娠11~13週/費用は20,000~50,000円程)

通常の妊婦健診で行う超音波検査と区別して、妊娠11~13週に受けられる検査「胎児超音波スクリーニング検査」とも呼ばれます。膣からみるものと、腹部に当ててみる方法があり、主に胎児の頸部に浮腫みがないか、鼻骨が形成されているかなどを検査します。

母体血清マーカーテスト(妊娠15~21週/費用は10,000~20,000円程)

スクリーニングで行われる検査で、「トリプルマーカー検査」と「クワトロマーカー検査」の2種類あります。母親の血液から胎児の体で生成されるホルモンの濃度を検査します。陽性がでた場合、診断検査をするためには羊水検査に進む必要があるため、妊娠17週までに行われるのが一般的です。

NIPT 新型出生前診断(妊娠10~18週/費用は20万前後/原則35歳以上)

母体血清マーカーテストと同様、スクリーニングで行われる検査。陽性が出た場合、診断検査として羊水検査に進むため、17週までに受けるのが一般的です。母親の血液を採取し、染色体異常のみを高い精度で検査できます。行っている病院は全国的にまだ少ない状況です(「NIPTで陽性の場合は羊水検査の費用はかからない」としている病院もあります)。

絨毛検査(妊娠9~11週/費用は15万程)

子宮頚管から採取する方法と、腹膜から採取する方法があり、遺伝子や染色体異常による病気を診断します。比較的早期に行えるため、その後の選択肢は多いのですが、その分リスクも高く、行っている病院も限られます。

羊水検査(妊娠15~18週/費用は12~15万程)

超音波で胎児の位置などを確認したあと、母体の腹部に長い針を刺して羊水を少量ずつ採取します。羊水の成分で胎児の遺伝子構造から健康・成長なども診断します。最終的な結果が出るまでに1~2週間ほど必要です。費用には日帰りの入院費や検査後に服用する抗生物質等が含まれます。

出典:出生前診断とは?検査の費用や種類、時期は?問題点もある?

私が先生に尋ねたのは、妊娠20週くらいのとき。

先生曰く「予約の関係ですぐできないし、妊婦さんにも結構リスクがあるよ。
やったところで、“可能性を見るだけ”であって、正確ではないし、何より受けた方がいいと思われる人にはこちらから打診しますよ」

とのこと。半分呆れ顔で言われました^^;

「・・・ということは、今のところ、私の赤ちゃんには異常が見られないということでしょうか?」と尋ねたところ、

「はい、大丈夫です」と言われたので、多少安心しました。

旦那には
「先生に相談したら、受けた方がいい人には言うってー。やっぱり妊婦の体にリスクも伴うから、そんなに無理して受けなくていいって言われたよー」と説明したら

「あぁ、そうかぁー」くらいで終わり。

結果オーライで良かったけれども、もし生まれてきたときに何か異常が見つかったら正直、「あの時・・受けておいた方が良かったかもしれない・・」と思っていたかもしれません。

ただ、もし検査で異常が見つかったからといって堕児することはなかったと思うので、結果的には受けなくて良かった、と感じています。

出生前検査で、もし異常が見つかったら、それからずっと不安な思いで妊娠生活を送らねばなりません。心の準備の他、いろんな準備ができるからいい、という人もいますが、その心情と共に過ごすのは心身ともに負担があるな、と感じるので、私はこれからも特に言われない限り、受けないと思います。

受けるか受けないか、悩んでいる人は先生とよく相談してみるといいでしょう。
興味本位では受けられないなって感じました。

タイトルとURLをコピーしました