トメコはお家でウェブデザイナーをしています。
元々は会社務めでしたが、父の介護が必要になったことをきっかけに辞め、家で働けたら・・ということでSOHOとしての活動を開始しました。
今では、父は他界してしまいましたが、今後、介護や育児で時間の融通がつくように、という意味で、自分の力で稼ぐことを実践しています。
このSOHOの状態は、一見融通が利くし、恵まれた環境と思われがちですが、結婚・出産によって変わったことやメリットとデメリットがあります。
国民健康保険額があがってキツイ!
トメコは国民健康保険で、結婚によって、世帯主にかかるようになります。
保険料は世帯年収によりますから、結婚前で1人暮らしをしていた頃に比べて、6000円ほど高くなりました。
世帯主にかかるといっても、支払うのは私です。これは結構痛い出費でした。。
登記を変更するのにいちいち金がかかる
トメコは一応法人登録をしています。結婚によって苗字が変わると登記が変わるので、変更手続きが必要になります。
代表者の名前や住所が変更するとその都度1万円ほどの変更料がかかります。
確か、変更後2週間くらいで手続きをしなければなりませんが、トメコの場合は結婚した後、しばらくして引っ越しましたので、2回必要でした。
変更に2万円。
また、法務局に足を運ぶ必要もあり、出産、育児が重なると結構つらかったです。
家にいるから家事、育児できるだろう問題
旦那さん、旦那さんのご両親、多分、こう思っています。「家で仕事してるんだから、家事と育児、できるだろう」と。
もちろん、家の中で作業をしていますから、できないことはありません。
元々の目的が時間の融通が利くから、という理由だったことも否めません。
でも、逆に作業時間の確保が難しくなった、と感じています。
会社務めだったら、会社へ行ってしまえばもう体が空かないと言い訳が効きます。
でもSOHOの場合は違います。
トメコの場合は、子供を保育園に預けた後、洗濯物を畳んだり、掃除を少ししますが、うかうかしていると午前中が終わってしまいます。
すると、仕事を始めて波に乗ってきた頃に保育園のお迎え時間が来ます。残業は効きません。
そう、本来仕事の時間を家事、育児時間に捧げてしまいがちなんです。
なので、仕事時間は集中して作業を行うようにしていますが、これがまた・・疲れるんですよね^^;
周りの理解についてもそうです。
家にいるんだから、平日動けるでしょう。
送り迎えできるでしょう。
用事頼めるでしょう。
こういう気合があります。
子供を保育園に預ける、と義理の両親に伝えたときも、えぇええー!家にいるのに?的なことを言われた記憶があります。
したがって、よく口にしているのは「うちは共働きですからっ!」と義理の両親の前でも口にするようにしています。
育児休暇、有給休暇はありません
自分を自分で養っているわけですから、育児休暇や有給休暇はありません。
出産は何は基本、予定通りにいく確率はとっても低いです。
急に出産をしなければならなくなったとき、トメコは入院先で夜中に布団をかぶってスマホを片手に、関係者へメールを打ちまくって、謝りまくりました。
通常よりも遅延してしまった仕事・・。
産後にすぐに仕事ができるわけはありません。
一度、お断りした仕事は二度と依頼されることはありませんでした。
少なくなる仕事。押し寄せる育児・・。
休ませなければならない体。
全てわかってはいるけれど、生活が懸かっている分、仕事をしなければならない理由もあり・・
ということで、とても大変でした。
もちろん、有給休暇はありません。
育児をしても給料をもらえるわけではありません。
このバランスがとっても難しい。
SOHO女子はつらいですよね。
女社長さんはどうやって育休を取るのでしょうか?
教えてもらいたいものです。
いつでも休めると思っている(まわりが)
子供が熱を出したとき、病院に連れて行かなければいけなくなったとき、あなた、行けるでしょ?という思われています。
こういうときに限って、抜けられない打ち合わせがあったりするんです。。
遅延は後で自分の首を絞めます。
なのに、旦那は仕事を休んでくれるわけではありません。
結局、旦那、子供が寝静まった後にこちょこちょPCをいじって仕事をするんです・・。
涙が出ます。
・・と結構SOHOママは楽ではありません。
周りの理解を得るためには、自分自身の創意工夫も必要ですね。
愚痴にしないで、改善法がお伝えできるようにがんばります