子供ができて、今住んでいる場所が狭くなって、一軒家を物色しているトメコです。
今、とってもアパートが狭いので、その反動で広い家、広い家・・と求めてしまうようです。
リビングが16畳以上で~♪と新築&中古物件を検索。
そこで、条件にぴったりの物件を発見しました。
一回気に入ってしまうと、それからというもの、その物件に住んだら・・と妄想が止まらなくなります♪
不動産情報サイトの内観写真なんかを眺めながら、半分心としては決まりかけたところで、不動産屋に電話しました。
トメコ:「●●の物件を見たいんですが~♪」
不動産屋:「そうですか!ありがとうございます。
で・・実はお伝え事項がございまして・・」
と切り出されました。
不動産屋:「実はこちら・・事故物件でして・・それでもよろしいでしょうか?」
と。
想像を全くしていなかったトメコは、当時半笑いで電話をしていたのですが、一瞬にして顔色が変わったことでしょう。
トメコ:「え??え??えーーっと・・じ・・自殺ですか??」
不動産屋:「えぇ・・まぁ、そんな感じです。でもですね、建物内ではなくてですね、止めてあった車の中ですからぁ~♪
中はリフォームされていて、キレイになっていますし、元々車庫だった場所ですから、新築みたいなものですよー」
トメコ:「で・・でもでもでも・・周辺の方はご存じなんですよね??」
不動産屋:「えぇ・・まぁ、恐らく。小さな町なので・・・」
トメコ:「そ・・そうですよね・・。では。。見るだけ見ます。」
ち・・・ん。。。
それまでニヤニヤワクワクしていたのに、急にゾワゾワしてきました。
詳しいことは聞かない方がいいと思ったので、以上で電話を切りましたが、それまではその家に住んだらどんな生活だろう?という想像をしていたのに、聞いた途端「一体、何があったんだろぅ・・」「車の中ってことは、練炭かなぁ~・・」とか、そんなことばかり考えてしまいました。
気になったので、グーグルマップで検索。
ストリートビューで物件を見てみたら・・
車が・・写っていました。。
こ・・これか??現場はここか??
と。
良く物件を見てみたら、それは近所の会社名が書かれており、どうもその会社が倉庫変わりにしていたようなのです。
ということは、関係者が近くに住んでいるということ。
うーーん、そうかぁ。。
次に、有名な事故物件検索サイトを検索してみました。
本人たちが気にしなくても、ずっとここに載っているのはキツイ。
(とはいっても、例のサイトは間違い情報も結構載っているとのこと)
こちらに掲載はなし。
んん??でも、待てよ?内覧の問い合わせの際に不動産屋が言うということは、私たちの他に聞いた人がいるということだよね?
誰がいつ、そのサイトに書き込むかわからないよね?
もし住んでも、ずっとそのような心配をしなくちゃいけないし、小さな町、子供たちの中で噂になって子供が傷ついたら・・なんてマイナスなことばかり考えてしまいました。
旦那に帰宅後、その話をしたところ、
旦那:「えぇえ、そうかぁ~、(と少々驚いた表情をしつつ)でも、俺、幽霊見えないし♪そんな物件、他にないからおもしれーんじゃね?」
き・・・気に入ってるうぅうう!! 😯
ねぇねぇ、それをネタに子供がいやな思いをしたら?
もし、買ってみて、何かが起こったら??
ねぇねぇ!!!
とバタバタとしている私に一喝。
「じゃあ、ママは見えるの??」
何も返せない私・・・・。
ということで、思いのほか前向きな旦那に驚きつつ、内覧の日を待ちました。
内覧の日までの数日、その物件を夜、旦那に会社帰りに見に行ってもらいました。
街灯はどうか、夜の騒音など、夜じゃないと分からないこともあるので、見てきてー♪と。
夜見に行った旦那は帰宅後
旦那:「ねぇ、、やっぱ夜行くと・・こわい」
とポツリ。
トメコ、大爆笑。
どうやら、「売家」と書かれた旗が動いたのに相当ビビったよう。
だろー?だろー?そうだろーー??
おめぇ、主に夜、帰ってくるんだよ??
それまで、私、子供と二人で過ごすのよ??
怖い家なんて買うのやめよーよおおぉお!
ということで、こちらの物件はボツに。
実際、内覧には行きました。
それを知らなかったら決めていたかもしれない、新築同様物件。
でも、知ってしまっているので、「現場はこの辺だろうか・・」なんてことばかり考えてしまいました。
確か、このような事故物件は、一度誰かが住んでしまえば、不動産屋は伝える義務はなくなるそうなので、誰かが無理やり買ったことにする、ということもあるようです。
気にならない人は良いでしょうが、お子さんがいる家族は・・やはり慎重になった方が良いと思いますねー。
安い買い物ではないので!
以上、事故物件を見てきた話でした♪