妊娠発覚ドタバタ劇の後半。
前半の記事はこちら→妊娠発覚もドタバタでした。。。
婦人科で妊娠してますね宣言を受けてからというもの、待合室で会計を待っている間も車で帰宅する間も、何か現実感なく、ふわふわとした気分でした。
時折、ニンマリ。時折、眉間にシワ。みたいなおかしな野郎だったはず。
とりあえず、ドラックストアに駆け込み、もうしばらくは使わないであろう婦人体温計と妊娠検査薬と数種類購入しました。
妊娠検査薬は敢えて数種類のメーカーを買いました。
というのも、以前、友人の妊娠発覚に立ち会った際、彼女も直前の生理前に試した関係ではっきり線が出ませんでした。そのときもうっすら細い線が出たので、別のメーカーで試してみたところ、そちらは線は出ず。
つまり、妊娠の初期中の初期(次の生理予定日前)では、メーカーによって線が出たり出なかったりする、ということがあったのです。
その経験から、数種類の妊娠検査薬を購入しました。
家に帰って、即試したところ、やはり薄い線がでました。
私の場合、2種類やってどちらとも線が出ました。
婦人科で妊娠してますよ、と言われたものの、この線を見てやっと妊娠したことを実感する始末^^;
あぁ‥これから人生が激変するのだな、と考えたのと同時に、
結婚式どうしよう‥彼はなんというだろうか?
仕事どうしよう‥
と不安になり、とりあえず自分を落ち着かせるべく、しばらくさよならのビールと人生最後のタバコをベランダで一服。
星を眺めながら自分を落ち着かせました。
ちなみに妊娠が分かった日まで、私はヘビースモーカーでして。
仕事が忙しかったのもあり、ものすごーく吸っていました。
今まで何度か禁煙に成功したこともあったけれど、今回は妊活をしていたわけではないので、ものすごーく普通に吸っていました。
でも、妊娠が分かって「これが最後のタバコだな」と思って一服したけれど、
・・赤ちゃんが煙たそうにしているかもしれない・・
と思ったらいてもたってもいられず、結局ほとんど吸えませんでした。
そして、残ったタバコを箱ごとゴミ箱にポイッ!
今まで、なかなかやめられなかったタバコとの決別は意外とあっさりとしているものでした。
そして、自分を落ち着かせてから、彼に電話で報告。
事前に病院に行くことは伝えていませんでしたが、どうやら、「今日さー、婦人科行ってきてさぁ」という声のトーンから、ピンっと来るものがあったようでした。
「陽性ですね。妊娠してますね、って言われたー」と伝えたら、爆笑していました。
「マジかー!!ばんざーい!!」と。
ホッとしました。
子供は早く欲しいねと話をしていたので、困ったりすることはないだろうと思ってはいましたが、万歳三唱とは(笑)
今思えば、この妊娠報告。ちゃんと会って伝えればよかったです。
そのときに彼が一体どんな表情をしていたのか、もう二度と見ることができないですものね。
そして次に母に電話。
開口一番に「私、妊娠したかも」と伝えたら、電話の向こうからぎゃーーー!!!と大声が。
母は元々早く子供を作れ、結婚しなくてもいいから子供だけはなんとか!という人で、私がアラフォーになっていくのを悲しく思っていた1人です。
初孫ではないものの、私の子供の顔を見ることは、ほとんど諦めていたことでしょう。
それが、急に結婚が決まり、結婚式をする前に妊娠。
ここへきてのスピード感に誰もついて来れない状況でして^^;
とにかく、とっても喜んでくれました。
そして、思ったのです。これが親孝行というものなのか‥と。
私は今まで、自分のことは自分でやる。成功してやる!それが親孝行だ、と思っていました。
そして、大して成功なんてできずにいたのですが、親が望んでいることはそういうことではなくて、愛する人と出会い結ばれて、子供に恵まれて、派手さはなくても温かな人生を歩むこと、なのだとこの時知らされ、ハッとさせられたのです。
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