4歳男児が「耳の下が痛い」と訴えてきて腫れており、保育園呼び出し→小児科へ駆け込む!&1週間保育園を休む!のフルパックをしてから約1か月。
またもや耳の下が腫れ、痛い、という症状が出ました。
前回は小児科で「おたふく風邪」という診断を受けていましたが
- 前回と同じ右下の耳が腫れていること →別の方だったら「おたふく風邪2回目」もあり得そうだけれど・・
- 熱が全くないこと →前回同様
- 前回から1か月しか経ってないこと
- 保育園でおたふく風邪が流行ってないこと →前回もそう
から、これは本当におたふく風邪なのか?という疑問を持ちました。
取り急ぎ、保育園を早退させて小児科へGO!
先生も
う~ん・・前回と同じ方だから・・血液検査しましょうか
という提案でした。
そもそも、おたふく風邪は2度なることもある
そもそもの話なのですが、おたふく風邪は一度しかならない、というわけではなく、何度もおたふく風邪になることがあるそうです。
うちの息子ちゃんの場合もそうですが、頬が腫れたのは右のみ。
こういう場合、症状が軽いと何度かかかる可能性はあるのだそう。
ただし、今回は前回より1か月ほどしか経っておらず、保育園でも流行っていないので、先生も疑問をもった様子でした。
おたふく風邪かどうかは血液検査で判断される
おたふく風邪には薬などはなく、対処療法といって治癒しかありません。
したがって、前回もただ安静に1週間過ごしただけなのですが、このように繰り返す場合は「本当に前回もおたふく風邪だったのか?」ということを疑う必要があります。
そのためには血液検査をして「おふたく風邪の抗体があるかないか」を判断します。
ただし、血液検査の結果にも数日かかります。
その間、やはり「おふたく風邪の可能性」は捨てきれないので、保育園はお休みしなければなりません(泣
血液検査の結果はいかに?
息子ちゃんにとっては、突然の採血になってしまってかわいそうな思いをさせてしまったけれど、ずっと正体が分からないのも嫌なので血液検査をし、検査結果まで数日待ちました。
結論からいうと「おふたく風邪の抗体は持ってない」ということでした。
(詳しく言うと少しは予防接種による少しの抗体はある)
となると、息子ちゃんは今までおたふく風邪になったことはなく、前回の腫れも今回もおたふく風邪によるものではない、ということです。
おたふく風邪は「流行性耳下腺炎」といいます。
今回の息子ちゃんのように【繰り返す耳下の腫れ】はただの「反復性耳下腺炎」というらしいのです。感染するものではなく、ただ腫れているという症状なので、おたふく風邪のように怖がる必要はありません。
見た目では判断できず、感染症かどうかを血液検査で調べることでしか判断できないとのこと。
おたふく風邪ではなかった、ということは、親としては安心するべきなのでしょうが、その一方で「さっさとなっておいた方が良かったのかも?」とも思います。
反復性耳下腺炎になる原因は?
反復性耳下腺炎の原因は、今のところ明確な原因は分からないのだそう。
虫歯や口の中の雑菌、耳下腺の異常やアレルギー、寝不足や疲れなどが考えられているそうです。
ただ、うちの息子ちゃんの様子を見ると
- 週末になることが多い
- お昼寝タイムから起きると腫れている
という感じ。
木曜日とか金曜日の昼に発症します。
これは何かの因果関係があるかもしれませんが、今のところは分かりませんが「寝不足」とか「疲れ」とかではないかな?と勝手に推測しています。
反復性耳下腺炎の症状は?(息子ちゃんの場合)
息子ちゃんの症状は、今のところ
- 同じ方向の耳下が腫れている
- 触ったり動かしたりすると痛い
- 食欲はあるし元気
- 熱は出ない
という感じです。
耳下が腫れていること以外はいたって元気なのです。
ただ、困るのは今後も毎回「おたふく風邪かも?と疑う必要がある」ということです。
これが仮に一度でもおたふく風邪になったことがあって、抗体が体の中にあるのにもかかわらず、耳下が腫れる、ならば「また腫れました~?」くらいで納まるのですが、判断がつかないんですよね。
腫れるたびに保育園を1週間休ませるわけにもいかないし、親としては厄介な病気だな、と思います。
今後繰り返すのであれば、熱がなかったり、保育園で流行っていなかったりしたら、「いつもの反復性耳下腺炎」と判断して対処していこうかな、と思っています。
とはいえ、今回も痛がりましたから、1日お休みして様子を見ました。
腫れは1日、2日で収まります。
明確な予防法もないらしく、6歳前後までに多い症状らしいで、なるべくならないことを祈って過ごしていくしかないですね。
あ、そうだ。
前回、おたふく風邪(疑似)の後に予防接種を受けようとして、めちゃくちゃ内科の先生に怒られた話を書いたのですが(今回見てくれた小児科の先生ではなくて、初めてかかる内科で)
おたふく風邪じゃなかったら、あんなに切ない思いをしたのもなんだったの?!って感じですよね・・ブー。