我が子は1歳のときに保育園に入れました。
その際、実母に「そんなに早くから入れるの?!かわいそう・・」と言われました。
そうかぁ・・・1歳で子供を保育園に入れることは可哀そうなことなのか。
私は可哀そうなことをしているんだな。
そんな風に感じました。
とはいえ、なにを言われても我が家の経済状況を考えると、私は仕事をしなければならないし、実母だって「可哀そう」とか言いながらお金をくれるわけではないから、保育園のお世話にならざる得ないのです。
そう自分に強く言い聞かせていました。
初めての保育園&転園。心がシクシク痛む
息子よ、お前は強く生きるんだぞ。
1歳でも保育園に行くんだ。がんばれ!
そんな風に思っていも、やはり息子にとっても初めてのことばかり。
最初は保育園に預ける際は泣いて嫌がり、無理矢理、保育士さんに預けて帰るときには、涙が出ることもありました。
なんか「・・ごめんね・・・」という気持ちだったのです。
不甲斐ない母親でごめんね。
一緒にいられなくてごめんね。
一緒にいることを選択できなくてごめんね・・。
そんな風に自分を責めていたのです。
少しして保育園に慣れてきても、ケガして帰ってきたり、保育園で感染症をもらってきたりしたときも、心がシクシク痛みました。
自分のせいで息子に我慢させている・・
と。
また、引越しして、やっと慣れた保育園を転園したときも、また最初からやり直しでした。
息子は2歳になっていましたが、新しい先生と新しい環境で最初の2週間くらいはイヤイヤをしていました。
毎回、登園し、泣いている息子を見て、帰るときは下を向いて、涙をグッとこらえました。
ずっと自分を責めていました。
でも、待てよ?本当にかわいそうなのか?
でも、ふっと思ったのです。
広い運動場、たくさんのおもちゃ。
お友達。
少なくとも私と二人で過ごしていたら、狭い家で決まったおもちゃ、私とふたりだけの世界。
息子にとって、いっぱい走れて、お友達ができて、いろんなおもちゃで遊べた方が楽しいに決まってるんじゃん♪と。
単純です。本当、単純です。
子供は母親といるのがいいに決まってる、なんて誰が決めたことでしょうか。
そりゃ、たまにはごめんね、と思うこともあります。
でも、私とふたりっきりでいるよりも絶対絶対、保育園にいた方が楽しいことが多い。
また、いろんな感情が息子にとって刺激になるはずだ。
安心安全だけを与えていることがいいとは限らないんだ!
だから息子よ、多いに遊んでおいで。多いにケガして泣いておいで。
と思えるようになってから、なんだか心がすっきりしました。
だから、今、保育園に預けているお母さん。
そして、自分を責めているお母さん。
子供たちは保育園で遊べて幸せなんです。楽しいんです。
だから、安心して、一生懸命働きましょうね!