息子ちゃん2歳を迎えた運動会での出来事。
有難いことに、トメコの母、義理の母とも息子ちゃんを可愛がってくれており、二人そろって運動会に来てくれました。
まだ2歳なので、どの競技も親と参加。かけっこと障害物競争です。
1歳のときもそうだったけれど、トメコはすべての競技を旦那に参加させています。
日頃、子育てに参加しないのだから、こういうときに活躍させないと!と私はあえてカメラ役です。
駆けっこのときはニコニコ上機嫌で、よーいどん!で上手に走れた息子ちゃんでしたが、次の競技の障害物競争のときに、順番待ちの途中で飽きてしまったのでしょう、「まぁま!まぁま!抱っこぉおおおお!」と騒ぎ出しました。
そのとき、トメコは既にカメラを持ってスタンバイ。
順番待ちの列の中で、私を見つけ、泣きながら手を前に掲げている息子ちゃんの姿をカメラで撮っていました。
泣いて、抱っこも嫌がる息子に困る旦那。
もう少しで障害物競争の順番が回ってきそうなのに、イヤイヤで体をくねらせています。
そんな状態もトメコは楽しんでいたのですが、そこでザワザワし出したのが、我がばあば達。
観覧席から離れた私のところまでやって来て、
「孫ちゃんが可哀そうだ。あんなに泣いているのは孫ちゃんしかいない。」
「ママ、ママって・・あんた早く変わってあげなさいよっ!」
と。
トメコは断固と拒否しました。
上手にできなくたっていいんです。
それで人に笑われたっていいんです。
どんな状況でも、やってみる、ということが大切なんです。
とくに、ばあばは、孫の可愛さか、周りの目のせいか、上手にできることを望みがちだと感じます。
うまくいってうちの孫、すごいでしょー!的な。
トメコはそうは思いません。
そういう状況で旦那にも息子ちゃんにも、やってもらうことに意味があるし、やることに意味がある、と感じているのです。
今年の運動会のビデオには、カメラ目線で手を前に「抱っこ、抱っこ」と泣き叫ぶ息子ちゃん。
競技が始まっても、体を大にして、走りたくない息子ちゃん。
それを無理やりに走らせようとする旦那ちゃんと、それをアシストする保育士さんの姿がおさめられています。
うちはうちのやり方で子育てさせてもらいます!ばあば!